入門者のLinux 9章 まとめ

 

奈佐原顕郎さん「入門者のLinux」より

awk

・テキストデータを加工したり処理したりする
プログラミング言語としての機能を備えており、シンプルで柔軟に出来ているのでワンライナーの部品として活躍する
・どんなコマンドでも標準出力にテキストデータを吐き出すコマンドならawkに流しこめる
・バグが出にくい

echo 100 200
応答 100 200

echo 100 200 | awk '{print $1}'
応答 100printはデータを表示するというawkが持つコマンド(あくまでawkというコマンドの中で実行されるコマンド)
・$1はawkの標準入力に流れ込んでくるデータの中の左から1番目の項目という意味
awkはデータの切れ目を空白文字(やタブ)で勝手に判断するので注意が必要

awkで計算もできる。計算が複雑になってきたら変数を使う

awkの中で複数のコマンドを順に実行するにはコマンド同士を;で分かち書きする
awkは流れてきたテキストデータをすべての行のそれぞれについて処理する(行ごとに処理を繰り返す)

・{}の前に条件判定を置くことができる

'$1==3{print}'
1項目めが3に等しかったら以下を実行せよ