明解Java入門編 第2章まとめ
整数リテラル
整数を表す定数のことを整数リテラルと呼ぶ。
例 57(整数リテラル) "57"(文字リテラル)
文字列と数値の連結
()で囲まれた演算は優先的に処理される。
「文字列 + 数値」あるいは「数値 + 文字列」の演算では、数値が文字列に変換された上で連結が行われる。
変数
値を自由に出し入れできる(数値を格納する箱のような)もの。
一旦値を入れるとその箱が存在する限り値が保持される。
なんの箱かわかるように名前をつける際宣言をする。
(例) xという名前の箱である宣言文→ int x;)
「 , 」で区切れば二つ以上の変数を一度に代入できる(分けたほうがコメントや修正は楽だがプログラムの行数は増える)。
代入演算子
(x = 1;)の「=」は右辺の値を左辺の変数に代入するための記号(代入演算子)
変数は必要になった時点で宣言する。
型
int型:整数を表す整数型の一つ。整数定数は整数リテラルと呼ぶ。
double型:実数(浮動小数点数)を表す浮動小数点型の一つ。浮動小数点数は浮動小数点リテラルと呼ぶ。
String型:文字列を表す。
算術演算
加減算より乗除算のほうが優先される。
整数/整数の演算では少数点以下は切り捨てられる。
変数と初期化
値の入っていない変数から値を取り出すことはできない。
変数の宣言時には初期化値を与えて確実に初期化するとよい。
int x = 1(初期化値)
初期化:変数を生成するときに値をいれる
代入:生成済みの変数に値を入れる
キーボードからの入力
標準入力ストリームを利用する。
標準入力ストリームからの文字の読み込みにはScannerクラスのnext...メソッドを使用する。
演算子とオペランド
演算を行う+や-などの記号を演算子と呼ぶ。
演算の対象となる式のことをオペランドと呼ぶ。
オペランドの数により呼び方が違う。
final変数
値を書き換えることのできない変数。
値の管理を一箇所に集約できる、プログラムが読みやすくなるなどのメリットがある。
final変数の名前は大文字とすることが推奨されている。
原則として初期化すべきである。
初期化されていない場合、一度だけ値を代入できる。
乱数
乱数の生成にはRandomクラスのnext...メソッドを使用する。
文字列の読み込み
文字列の読み込みにはnext()を使う。
スペースも含めた一行分の入力を文字列として読み込むためにはnextLine()を使う。