入門者のLinux 8章 まとめ

奈佐原顕郎さん「入門者のLinux入門」より

 

ワンライナー

・シェルの上で1行のコマンドとして走る小さなプログラム
・いくつかのコマンドをパイプなどでつないで作る

シェル変数

・データを保存しておくための箱のようなもの(変数)
・値を代入できる

$ x=3
$echo $x
応答 3

・シェル変数の前に$を付けることでそのシェルの変数の中に入っている値という意味になる

・コマンドの結果も代入できる

$ d=`date`
$ echo $d
応答 2016129日以下略

繰り返しの処理

forループ

・ある1つのシェル変数にいろいろな値を代入しながらその都度同じ処理をする

for シェル変数名 in シェル変数に入れる値を列挙; do 繰り返したいコマンド; done

・doneはループで繰り返したいコマンドの終わりを意味する。doとdoneで挟まれた部分が繰り返される。

seq

for x in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10; do 繰り返したいコマンド; done

数がもっと増えるとこれでは大変→seqコマンドが使える
seq 1 10
応答
1
2
3
以下略

seqコマンドをforループの値の範囲指定に使う

・シェル変数xに1から10までの値を順次入れるには

$ for x in `seq 1 10`; do echo $x; done

grep

・テキストデータから特定の文字列パターンを抜きだして表示する

uniq

・前後で同じ行が重複したら1つにまとめる
・-cで十複数を表示

ワイルドカード

・「*」などの記号。複数のファイルをまとめて処理するのに便利

表示言語切り替え

英語に切り替え

LANG=C

・LANGはシェル変数(環境変数という特別なシェル変数)のひとつ。ターミナルの言語設定情報が入っている
・日本語に戻す場合はexitかターミナルを閉じて再起動

ワンライナーは使い捨て

・多くの場合使い捨てにし、必要になったらまた作る
・頻繁に使うならシェルスクリプトが役立つ